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初心者だけど重度のエロゲーマー。プレイ本数が増えてきたけどまだまだ新参者のつもり。当面の目標は積みゲを全て崩し終えること。
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「ワンコとリリー」感想

wanko
タイトル:「ワンコとリリー
ブランド:CUFFS
評価:B-(S~E)
※以下ネタバレを含みます

◆雑感
更新ネタが無いので批評空間の感想をそのままコピペしました

初トノイケダイスケ作品。エロゲのセオリーを外した構成と、(触れ合える距離に居ながらも)互いを撫で合うような”言葉”の応酬が印象的。

感想に入る前に「そもそもエロゲのセオリーってなに?」という話になるのだけれども、これについてはあえて言及しない。
最後まで読み終えて、本作が普通(=各々が思い浮かべる普通)のエロゲとはちょっと違うなと感じられれば、自ずと見えてくるものだと思う。(別に普通でしょって感じた人はごめんなさい。)


◆『ワンコとリリー』の普通のエロゲらしからぬ点

①独特な世界観に対する説明がない
開始してすぐに「わんこ」と呼ばれる、人間の子供に耳と尻尾を生やした姿形をした存在が登場する。そしてあたかもそれが当然と言わんばかりに、何の説明も無く物語が進行する。

わんことは我々にとっての犬や猫と同じような存在なのだろうか?
あの世界に普通の犬は存在していないのだろうか?
ペットとして容易に廃棄されている事などの社会的問題

こういった独自の世界観故に発生する疑問や問題に対する説明が殆どされないまま可愛いわんことの微笑ましいやり取りだけが描かれる。
他作品を例に出して恐縮だが『わんことくらそう』では同じくわんこと呼ばれる人型の犬が登場するが、こちらでは詳細な説明がなされているし、わんこが抱える問題を軸に物語が進行していく。

もっとも説明が無いのを悪いと言うつもりは全くなくて、本作の場合は現実世界との差異や深刻な社会問題などは作品の本質にさほど影響しないから意図的に語らなかったと見るのが正しいのだろう。語られないからこそ余計な事に思いを巡らせることなく、純粋にわんこを愛でることが出来る。
自分の場合はこの優しい世界に浸ることが出来たのだが、逆に優しさだけが強調された歪な世界と感じて楽しめない人もいるのだろうなとも思った。


②誠一と透子の関係
好意を隠さない彼らの関係は、普通なら既に恋人関係になっていても何らおかしくない。
互いに「好き」と言い合ったり手を繋いだり…、どう見ても恋人のそれである。それなのに今までは友人として、性行為に耽るのではなく言葉で互いを撫で合う事に終始していた。
この限りなく恋人に近い友人関係は、恋人になった後に誠一と透子自身も今までがおかしかったと語っている。

既に近い距離にいた為に、友人関係→告白→恋愛関係という関係の変化が極めて儀礼的なものに過ぎなかったのが印象的だった。ふとしたきっかけで告白し、そのままの流れで性行為を行う。恋人になりたての初々しさや互いの距離感を掴むための準備期間は存在しない。
彼らの場合は、告白という儀式を通して明確に関係が変わるのではなく、今までの関係にキスとエッチを加えただけの変化しか無い。一般的なカップルの物差しでは測れない、彼ら特有の関係は見ていて心地良かった。


③展開の面白さがない 
本作にはイベントらしいイベントが存在しない。透子とのお喋りを楽しみつつ、可愛いわんこに癒される、ただそれだけの作品。誠一と透子が自然な流れで恋人関係へ発展し、エッチしたことから分かるように、「共通ルート」「個別ルート」といった明確な境界線がない、地続きの物語である。

物語という表現を用いてしまったが、正確には「物語」というよりも「日常の一部分」を切り取った作品だと思う。だから展開の面白さが無いのは当然だし、①で述べたような読み手を意識した状況説明も無い。得られる情報は誠一と透子の会話から伝わる、限定的な物でしかない。
そして最後は日常の終わりらしく、「おやすみ」「また、明日」で締め括られる。


展開の面白さが乏しい作品は賛否両論あると思うけど、本作の場合はライターの筆力もあり、その中でも理想的な作品に仕上がっていたと思う。

話は逸れるが、萌えゲーをプレイしていると「シリアスな展開がある=ストーリー性に優れている」と勘違いしている作品によく出会う。勿論その展開が面白ければ文句は無いのだが、面白く無い場合は取って付けたような気がするし肝心のイチャラブの比重も少なくなるわで非常にケチを付けたくなる。
そのため、(ちょっと論理が飛躍気味だけど)個人的には萌えゲーにシリアス展開は必要ないと思っている。要は可愛いヒロインと送る日常を堪能出来ればそれで良し。そういう意味で、イベントらしいイベントを起こさず、状況説明を廃して優しい日常を描く事に終始した本作は満足の行くものだった。


④ワンコとリリー
ワンコとリリーにもHシーンがある。性行為というよりは純度の高い触れ合いと言った方が良いかもしれないけれど。誠一と透子が丁寧に言葉を紡いでいるのに対して、それをすっ飛ばして好奇心、純粋な好意で触れ合うとするワンコは見ていて面白かった。言葉を扱う誠一がワンコの好奇心からくる本能に引っ張られて、同じく言葉を使わない次元にまで落ちてきた(落ちざるを得ない)姿に、原初的な関係を見た気がする。
Hシーンと言えば噂には聞いていたけど本当におしっこが多かった。


◆まとめ
ここまで述べてきたように普通とはちょっと外れた点が目立つ作品なのだけど、そのどれもが本作の優しい雰囲気を形成するのに一役買っていて、プレイしていて頬が緩まずにはいられなかった。
ふとした時に起動してこの優しい世界に身を投じたい―、そう思わせるだけの力がある作品だった。
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