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「虚ノ少女」感想

karanoshojo2-1
タイトル:「虚ノ少女
ブランド:Innocent Grey
評価:B+(S~E)
関連:批評空間投稿レビュー
(前半に簡単な攻略の手引き有り、後半は軽いネタバレを含んだ感想)


◆前書き
サイコミステリィシリーズ三部作の第二章となる『虚ノ少女』。『殻ノ少女』の続編、約三年二ヶ月ぶりのInnocent Greyの新作ということで発売前から高い注目を集めていた本作でしたが、結論から言えば内容は十分満足できる物に仕上がっていたと思います。とにかく『殻ノ少女』が好きな人は絶対にやるべきです。これだけは間違いなく言えることです。
ミステリー物にとってネタバレとは致命的なもので、また今回は発売間もない作品ということでブログでの感想は特に気を使って書きました。シナリオに関するネタバレはほぼないと思います。そのため本当に表面をなぞるだけの感想になってしまいましたがその点はご了承下さい。批評空間にネタバレを含んだ感想を既に投稿しましたが、自分自身まだまだ書き足りないという思いがかなりあるので詳しい内容に関する感想はこれからあちらに随時書き足していく予定です。


◆本編をプレイする前に
本編をプレイする前にまずはやって欲しいことがあります。それは体験版をプレイすることです。体験版は本編の前日譚になっており、今回中心となる事件の最初の被害者が殺される場面が収録されています。あくまで体験版なので厳密にはやっていなくても問題ないとは思いますが、やっているかどうかで事件全体に対する理解度が結構変わってくるかと思うので本編に入る前にまずはこちらをプレイすることをオススメします。プレイ時間も長くないのでさくっと終わるはずです。


◆システム
基本は『殻ノ少女』と同じDetectiveシステムというのを採用しています。
"基本パート・探索パート・捜査パート・推理パート"の4つから成る総称です。
詳しくは公式サイトのシステムのページを見て下さい。
こちらに関しては前作の不満点が解消され、より使いやすくなっています。プレイ済みの人なら分かるかと思いますが前作は捜査パートで調べる順番というのも考えなければならず、その点がかなり攻略の難易度を上げていました。
ですが今回はそのような心配はなく、任意で捜査パートを切り上げることが可能になりました。また万が一調べてない箇所がある場合は「まだ調べていない箇所がある」みたいな記述が出るので証拠の見逃しという心配もないです。

※捜査パートの例(画像は体験版で使用されている場面を使用しています)
karanoshojo2-2
好きな箇所をクリックして証拠を集めていきます。

また捜査不足のまま捜査パートを終えようとすると…
karanoshojo2-3

こんな感じで表示されるので証拠を見逃す心配はありません。悪く言えば歯ごたえがなくなったと取れますが、あまり難しいと何度もやり直すことになりテンポが悪くなってしまうのでこのぐらいが丁度良いのかなと思います。
他にも前作と同様にいつでも人物相関図や証拠や人物像を確認できたりと、自分が事件を捜査しているという感覚を味わるようになっています。これが本シリーズの一つの醍醐味でしょう。

コンフィグ画面はこちら。
karanoshojo2-10
必要最低限のものは一通り揃っていますね。特に不満なし。

ただ本作はシステム面に大きな欠点があります。それはスキップが遅いことです。エンディングの回収作業の過程で既読スキップを使用する機会が多々あるのですがそこにかなり時間を取られます。文量が多いのでスキップをもう少し早く、或いは「次の選択肢に飛ぶ」などの機能を実装して欲しかったのが正直なところです。
攻略の難易度は『殻ノ少女』よりも遥かに簡単になっていますが、スキップで長い時間待たされるのでそこでテンポの悪さというのが生じてしまったのが非常に勿体無かったですね。シナリオの質は悪くないだけに余計に。

個人的な例ですが自分は自力でCG・回想共に全て埋めることができました。そこまでにかかった既読スキップの時間は、測っていないので正確には分かりませんが恐らく3時間は費やしたのではないでしょうか。ただこれでも自分は比較的サクサク進んだほうだと思います。何度も試行錯誤した箇所はありませんでした。

攻略の難しさから攻略ページが出来るのを待っている人も結構いるかと思います。ただどんなに最適な攻略法でもコンプには既読スキップだけで1~2時間程度は時間が掛かると思ったほうが良いです。つまりかなり根気が要ります。
この点は今後パッチで是非改善されて欲しいですが…難しいところでしょうか。
内容は悪くないだけにこういう点で評価を下げざるを得ないのは非常に勿体無いという思いです。


◆音楽
これは僕がわざわざ深く取り上げる必要はないですね。過去作と同様に今回も非常に高水準でした。MANYO(Little Wing)が関わる作品のBGMはどれも質が高く印象深いものばかりです。例えばCabbitの『翠の海』などもそうでしょうか。
楽曲に関してもMANYOと霜月はるかのコンビは最早鉄板と言って良いでしょう。前作の「瑠璃の鳥」も印象的でしたが今作の「月の虚」「ソレノイド」も共に良曲です。忘れないうちにサントラも買いに行きたいですね。

折角なのでOPをぺたり。本作に限らずInnocent GreyはどのOPも良いですね。

実は2ndOPもあるのですがそちらは是非自分の目で見て確かめて下さい。


◆グラフィック
これも僕が言うまでもないくらいに質が高いのですが…今回は前作と比べて彩色に変化が見られました。『殻ノ少女』から二年後ということで、そこでの登場人物の成長を表すために淡い塗りでより大人っぽさをイメージさせるように仕上げているのではと感じました。
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こんな感じで塗りが結構淡いです。

前作と比較してみると一目瞭然ですね。
・殻ノ少女
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・虚ノ少女
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幸薄さ…というか儚さが増した印象です。悪く言えばなんか具合悪そう。でもこの淡い塗りが作中の雰囲気にがっちりはまっています。


◆Hシーン・キャラクター
Hシーンの内訳は若干ネタバレになるので伏せますが全部で8枠あります。数は多くありませんがそこを期待する作品ではないのでそもそも気にしていません。一つ言うなら紫のシーンは今作もありません。残念ですね…。(近親姦をした、或いは望んだ場合は碌な結末を迎えないので無いほうがむしろ幸せでしょうが。近親姦に対するInnocent Greyのスタンスは今作も強く現れています。)
ただ今作では紫ちゃんのお風呂CGがあります!
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良い肌してますね…。触りたい。

お気に入りのキャラクターは前作と同じく紫ですかね。新ヒロインの雪子も結構好きなキャラクターでした。おっぱいも紫と同い年とは思えない程大きいですね。
新主人公も好感が持てます。玲人も今作ではボイスが追加されているのが嬉しい。
また何と言っても今作は八木沼が嫌味なことを除けば普通に良い人です。印象に残っている台詞も多々あり好感度急上昇。
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ほんと嫌味な性格だけど憎めない奴です。

あとはたこ焼き屋の親父も出番が多め。彼が作るたこ焼きが美味しいと言われる日は来るのでしょうか…?試しに食べてみたいです。
声だけですがカルタグラから七七、秋五が登場します。個人的に七七は三作目で登場してきそうな予感。秋五・和菜夫妻が幸せそうで本当に良かった。


◆雑感
シナリオ内容に軽く触れると、今回は山奥の集落にある忌まわしき慣習とそれに囚われた人々の偏執を断ち切る物語です。その集落で祀られている"ヒンナサマ"と呼ばれる祟り神が事件の中心になります。過去編が存在したりと前作以上の人物がこの事件に関わってきます。これだけの人物を一つの事件に埋もれさせること無く登場させ切ったというのは非常に凄いと素直に感じました。
主人公も二人に増え、視点が切り替わることが増えましたがそこでの分かり難さというのもなく、熱中してプレイすることが出来ました。

ただ不満点とまではいきませんが一つ言うならば事件そのものの面白さは前作のほうが上だったかなという気がします。犯人が早い段階で予想でき、トリックとかも結構あっさりしているので前作ほど緊迫感というのは抱きませんでした。
"偏執”というのがこのシリーズの一つの鍵になっており、その感情は今作のほうが強く描写されていたと思いますが、その分狂気に満ちた行動や猟奇的な場面が減っているので衝撃度という点ではちょっと弱くなっていたかなというのが正直な印象です。決して悪いわけではないんですけどね。推理パートも今回は比較的簡単。

前作は色々な事件を絡ませ過ぎた分、終盤ちょっと展開が急になってしまったかなと感じましたが今作は逆に最初から一つの事件に焦点が絞られていたため、全体的なまとまりは取れていたように思えます。完成度はこちらのほうが上ですね。
あとはタイトルにある"虚"というのが今作独自のキーワードです。これに関する自分の意見はネタバレ無しで触れるのは不可能なので批評空間のほうに追記します。

エンディング数は全部で11。今回は一つ個人的なツボにくるBADENDがありました。あれを見た時はかなりぞくっとしましたね…。多分やれば分かるはず。
気になる冬子に関してはトゥルーエンドで明らかになります。これを見るためにも『殻ノ少女』が好きな人は絶対にやって下さい。鳥肌が止まらなくなるでしょう。
深くは言えませんが三部作の二作目ということで今回もかなり良い場面で終わります。凄い先が気になります。次回作がいつ出るかは分かりませんが今回のように三年は空いて欲しくないですね。待つ楽しみもありますが三年は辛い。(でも『殻ノ少女』を当時プレイした人はまさに三年待ったんですよね…。頭が下がります。)

どのエンディングも質が高く、シナリオに関してはユーザーの高い期待に応えてくれたと言って良いでしょう。京極作品のオマージュなんてこともありません。
ただ何度も言いますがそれだけに内容とは直接関係ないシステム面に明確な不満点が浮き出てしまったのが本当に残念です。既にコンプしてしまったのであれですが是非これからプレイする人のために修正パッチを、もしくはそれが無理であっても次回作ではこの点が改善されていることを望んでいます。


◆後書き
三部作の二作目と言うと一般的には完結に向けた序章みたいな位置付けを想像しがちですが、本作の場合は制作期間の長さもあり一つの作品として高い完成度を誇る大作でした。ボリュームもたっぷりで久々にやりごたえのある作品に出会えたなという感じです。否が応でも三作目への期待が高まります。
三作目は完全なハッピーエンドとはいかなくても良いので全ての因縁に幕を閉じ、偏執を断ち切って欲しいです。今作のクオリティを見るに次回もきっと素晴らしい作品になると思うので特に心配はしていません。

今のエロゲの流行を見るにミステリー物はそれだけで貴重ですし、ここ最近連続してプレイしてきましたがInnocent Greyは18禁でこそ表現できる物語を手掛けるブランドだと感じました。何と言うか非常に自分好みの作品が多いです。是非とも今後もこの路線で頑張って欲しいですしこれから応援していきたいですね。
作品に付属されているアンケートは普段は出さずに放っておくことが多いのですが今回は製作者様に感謝と応援の気持ちを伝えたい思いが強いので久しぶりに出そうかな。あとはスキップに関する要望もあるし。
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