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Author:おく
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当ブログは18禁の要素を多く含みます。その為18歳未満の方は閲覧しないようお願い致します。

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初心者だけど重度のエロゲーマー。プレイ本数が増えてきたけどまだまだ新参者のつもり。当面の目標は積みゲを全て崩し終えること。
プレミアリーグ所属のフットボールクラブ:アーセナル(Arsenal)を応援しています。サポーター歴は9年ほど。

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エロゲーにおける暗黙の了解 ~その一~

エロゲーを楽しむ上で我々はお約束事というものを幾つか承認しています。
例えば、ヒロインが日本人なのに髪の色が赤とか青であることに「リアリティが無い」などと言って不満を述べる人は殆ど居ないでしょう。他にもこんな可愛い幼馴染や妹が現実に居るわけが無いだとか、告白→即セックスの流れはおかしいだとか挙げていくとキリがありません。

このように我々はフィクションをフィクションとして楽しむために、現実世界ではまず有り得ない事でも(無意識的にであれ)お約束事として承認しています。
なので僕はエロゲーに限らず創作物に対する批判で「リアリティが無い」という表現は極力使わないように心掛けています。リアリティ批判は突き詰めれば全ての創作物において可能ですしレビューにおいては禁じ手のように思えます。自分が作品で何か気に入らない点を「リアリティが無い」という言葉に乗せて批判するのは非常に容易ですが、リアリティという便利な言葉に頼るのではなく、批判するならばもっと適切な言葉で批判したい。

少し話が逸れました。
幾つか存在するエロゲーのお約束事ですが、今回はその中で「外国人が母国語を喋らない」ということについてピックアップします。ヒロインがどこかの国の留学生やお姫様なんてパターンはよく見る光景ですが、その誰もが当然のように流暢な日本語で話しますし、我々もそのことに対して特別疑問を抱きません。これもエロゲーを楽しむ上で暗に了解されていることの一つです。

ただ、丁度僕が今プレイ中の作品はこのお約束事に縛られていないんですよね。ぶっちゃけると今回こんな話をしているのはこの作品の紹介の為です。
kuro
アボガドパワーズの『黒の断章 -THE LITERARY FRAGMENT-』という作品。

この作品、物語の途中で舞台をアメリカに移すのですが、そこで登場するキャラクターは全て英語で話します。
kuro2
この場面もテキストは日本語表示ですが流れるボイスは全て英語です。イメージとしては日本語字幕付きの洋画を想像してみて下さい。しかもこのボイス、調べたところわざわざアメリカに行って現地の声優を起用して収録したみたいです。
本場のネイティブ・イングリッシュということもあって雰囲気もバッチリですし、物語だけでなくリスニング教材としても楽しめるので一石二鳥ですね。
また本作は故人である有名声優・塩沢兼人氏の熱演も光るのでそこに興味がある人にもオススメします。プレイ途中ですが話の中身も結構面白いです。

わざわざ現地で収録したことから分かるように、本作からは強烈な拘りというものを窺い知ることが出来ます。ここではある一点における徹底したリアリティの追求と言い換えても良いでしょう。こういった拘りは無くても物語としては成立しますがやはりユーザーからすると嬉しいものです。また、アメリカまで行って音声収録したのなんて恐らく本作だけでしょうし、今となっては美少女ゲームの歴史に名を残した作品とも言えるのではないでしょうか。
(皮肉な話ですが、本作『黒の断章』は売り上げがボイス収録に掛かったコストを回収しきれなくて収益は大赤字だったそうです。そこからブランドが衰退し、シリーズ三作目にあたる『人工失楽園 Paradise Lost』が開発凍結されたと思うと非常に悲しくなります。)

本作のように外国人のキャラクターは実際にその国の声優を起用しろなんて無茶は言いませんが、本作が見せた一つの拘りは是非他の作品も見習って欲しいと思うのです。勿論多くの作品が製作者の熱意や拘りの基に考えに考え抜かれた作品だと思いますが、そういった想いがユーザーの目に見える形で現れて欲しい…なんてことを『黒の断章』をプレイしながら少し思いました。エロのシチュエーションに拘りが見られるだとかそんな些細なことでも良いんです。

例えば最近は、萌えゲーの場合は公式サイトにコンセプトやセールスポイントといった項目を設けるブランドが増えたなぁと個人的には思っているのですが、これもその作品にはどんな拘りがあるのかを目に見える形で示し、他作品との差別化を図る目的があると思います。美少女ゲーム業界の衰退云々の影響もありますが、やはり買って貰うためにはこういう積極的なアピールが大事ですし、自分としてもこういった項目があると判断材料や興味関心の喚起にもなるので非常に助かります。

例としてこれから発売予定でそういった項目がある作品を幾つか挙げてみます。
(クリックすると作品ページに飛びます。)
フレラバ ~Friend to Lover~』 SMEE
らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!』 HARUKAZE
Magical Charming!』 Lump of Sugar
LOあんぐる!!』 はむはむソフト
ナマイキデレーション』 まどそふと

キャラ萌えゲーと呼ばれるジャンルの作品が氾濫し、毎月多くの作品が出る中で、それでも手に取って貰うためには体験版や特典の充実もそうですが、コンセプトもしっかりと提示するのがこれからのスタンダードになるのかなと個人的には思っています。大手ブランドではなく新規・中堅ブランドこそこういった努力が必要になるのではないでしょうか。特にSMEEは公式Twitterでの発言とかを見てもこういう部分がしっかりしているので好感が持てます。早くフレラバ体験版やりたい。

話が二転三転しましたが今回はこれでおしまい。
因みにタイトルでその一と銘打ちましたがその二の予定は今のところありません。
それでももしかしたら別の機会でやるかもしれないということで…。
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